熊谷市O様邸 ウッド調スクリーンフレームのテラス囲いとプライベートな裏庭のあるエクステリア
熊谷市O様邸のエクステリア工事をご紹介致します。
ウッド調のスクリーンフレームと植えられた木々が調和する、ナチュラルなファサードのエクステリアです。
存在感のあるシンボルツリーと、セットバック部分のボーダー状の舗装が目を引きます。
アオダモやアオハダなど美しい樹形の山採り樹木を贅沢に取り入れた門まわり。シンボルツリーには高さのあるマルバノキをお選びいただきました。足元にはゴロタ石や下草が植え込まれ野山の趣を醸し出しています。
正面に取られた広めのセットバック部分の舗装です。ブロックをボーダー状に埋め込み砂利を敷き詰めることで、コンクリートやブロック舗装にはない自然な印象になります。
グラウンドカバーとして植えられたヒメイワダレソウが、自然な緑のグラデーションを作り出しています。
門塀は杉板型枠コンクリートで施工しています。表面に転写された杉板の木目がナチュラルな印象を与えてくれます。
表札はシンプルに黒の切り文字タイプを選びました。
塀の天端には排水用に溝が入れてあります。コンクリートは月日が経つに連れ段々と雨垂れによる黒いシミができてしまうことが多いため、このような溝を作り少し勾配を付けて目立ちにくい側面に排水させます。
できるだけクリーニングの手間を省き、コンクリート本来の質感を長く楽しめるようにするための工夫です。
こちらは駐車場から玄関へとアクセスする通路になります。スクリーンフレームの上は屋根になっていて、テラス囲いの機能も兼ねています。雨が降る日は車から降りた後、雨宿りをしながらゆっくり家へ入ることができます。
玄関ポーチとステップには温かみのある質感の大谷石を使用。ステップ部分は浮遊感のある蹴込み階段になっています。
そして、玄関ドアの手前にはタイルのベンチを設置。植栽に囲まれながら一息つける、ちょっとしたレストスペースをお造り致しました。
門塀の裏にある緑に囲まれた隠れ家的レストスペース。奥はガビオン(蛇籠)の目隠し塀になっています。
ガビオン(蛇籠)は河川の護岸などに利用されていますが、それを庭へ応用したものになります。自然な雰囲気を保ちつつ、個性的なデザインを作り出すことができます。
最後に、O様邸の裏庭のご紹介になります。
裏庭に面した大きな掃き出し窓の手前をウッドデッキで施工し、同じ高さでタイルテラスのように繋げています。とても奥行きのある裏庭です。
奥にはゆったりと寛げる広いベンチを設置。こちらのベンチの長方形のタイルは、玄関前のレストスペースにあるベンチと同様のもので、手触りの良い滑らかな質感のタイルです。
植栽はモミジやヒメシャラなど落葉樹を中心とした、四季を感じる樹木で構成しています。
ベンチに腰掛け、風に揺れる木々を眺めるプライベートな寛ぎのひと時。自然に囲まれた心休まるエクステリアになりました。